はじめに
今から4年前。
私は、毎晩のようにTinderで男をあさる生活をしていました。
狙うのは、スペックの高い男。
付き合いたいわけじゃない。
その日あった嫌な出来事(主に仕事のこと)を忘れたくて、
夢中になれそうな誰かを探していた。
🚗 医学部生のBくん
ある日の22時頃。
ずっと前にLINEだけ交換して連絡が途絶えていた医学部生のBくんから、突然LINEが。
「今から会える?」
少しやりとりをしてみると、常識もあって感じもいい人。
「いいですよ!」と返し、家の近くまで迎えに来てもらうことに。
写真通りのイケメン。しかもいい匂い!!
これは当たりだ…!とワクワクしながら車に乗り込みました。
彼は、旧帝大の理系院卒→エンジニア→医者になりたくて再受験→現在医学部生
という超ハイスペックな経歴をさらっと話してくれました。
しかも優しくて、頭の回転も早くて、ユーモアもある。
資産運用の話とか、意味不明な数式の話とか…
私が知らない世界のことを、楽しそうに語ってくれるのが嬉しかった。
🌌 深夜ドライブで海へ
Bくんが「マック食べたい」と言うので、ドライブスルーへ。
駐車場で話していたら、なぜか突然、海に行きたい気持ちになった。
彼に尋ねてみると、
「海?おもしろそう!行ってみよう!」
と、即出発。
一番近い海水浴場まで、車で約1時間半のドライブ。
車内でも、彼の話はずっと面白くて。
私は何度も笑ってしまって、気づけばすっかり気持ちが明るくなっていた。
🤝 繊細な感覚を持つ頭のいい人
当時、私は仕事が辛すぎて、心が壊れかけていた。
でも、誰にも「つらい」って言えなかった。
なのに、Bくんにはなぜか自然と話せた。
彼は、優しく、まっすぐに私の話を聞いてくれた。
そして、私が言語化できないでいたモヤモヤした苦しみを
彼はスッと汲み取って、代わりに言葉にしてくれた。
ああ、人にこんなに気持ちをわかってもらえることがあるんだ、
って泣きそうになるくらい嬉しかった。
🌊 海辺のキス
冬の夜の海は、ひんやりと冷たい海風に、
澄んだ空、静かな空気に波の音だけが響いてる…
そんな場所にきて、Bくんも私もなんだか感動してしまいました。
「連れてきてくれてありがとう」
と、何故かBくんが感謝してくれて、お互いにお礼を言い合いました。
そして、彼は
「なんか、お母さんに感謝したくなってきた(笑)」
と。きれいな場所にきて、お母さんに感謝したくなるという感性が
優しくて好きだな、なんて胸がじんわりした。
しばらく海辺に寝転がり、星空を見ながらいろんな話をしました。
帰る間際、「目、つぶって」と言われ、キスをされました。
目を開けたら、いたずらっ子みたいに笑う彼の顔。
私もつられて笑ってしまった。
🏠 寂しくて家に誘ってしまったよ
帰り道、別れが惜しくなって、思わず言ってしまった。
「家、来る?」
彼は「ちょっとだけ行こうかな」と答え、家に来ました。
その夜、セックスをして、
彼は「他人の家では寝られない」と言ってしばらくしたら帰っていった。
💔 “理解してもらえた唯一の人”
あの夜、私は初めて苦しみを理解してもらえたと感じました。
そしてその瞬間から、
私はBくんに対して、ものすごく強い精神的な依存を抱くようになったのです。
🔜 次回予告
【コラム⑤】精神的に依存した私の恋愛とその結末
――“愛されたい”の裏に隠れた「私の心の闇」を語ります




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